ひきこもりの相談窓口のご案内
ひきこもりとは
厚生労働省が公表している「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン(平成22年5月公表)」によると、ひきこもりとは、さまざまな要因の結果として、社会参加(義務教育を含む就学、非常勤を含む就学、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6カ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態とされています。
このため、ひきこもりの定義は、国のガイドラインを踏まえると、「おおむね6カ月間以上、家庭にとどまり続けている状態の人(義務教育を含む)」であると考えられます。
ひきこもりの相談窓口(本人や家族の方)
社会福祉協議会では市と一体的に、ひきこもりなど、経済的な困窮のみならず、地域社会からの孤立やその他の生活上の諸課題を抱える市民に対する適切な支援を図るため、本会にコミュニティソーシャルワーカー(CSW)や自立相談支援員などを配置し、相談に丁寧に対応しています。
ひきこもりのことで悩みを抱え込まず、相談ができる場所があります。皆さんが抱える悩みごとを、寄り添いながらお聴きし、一人ひとりの状況に応じて、必要なことをサポートします。
相談は、来所や訪問、メールなど希望に応じますので、まずはご連絡ください。
お問い合せ
社協の窓口(あいあい2番)
福祉なんでも相談(生活支援係)・コミュニティソーシャルワーカー(地域福祉係)
TEL:0595-82-7985
Mail:aiaispam@kameyama-shakyo.or.jp
市の窓口(あいあい4番)
地域福祉課 福祉総務グループ
TEL:0595-84-3311
Mail:fukushispam@city.kameyama.mie.jp
相談時間
月曜日から金曜日(午前8時30分から午後5時15分)
(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)
相談の内容・主なサポートの内容
◇相談の内容
ささいな悩みごとでも構いませんので、安心してご相談ください。
- 人間関係がうまくいかず、高校や仕事に行けなくなってしまった
- ひきこもりについて、どうしたらいいか相談したい
- ひきこもりの子どもへの接し方に悩んでいる
- 家族のひきこもりが長くなり心配
- 子どもが家族としか交流がなく不安
- 家族が高齢化し、子どもの将来が不安
◇主なサポートの内容
一人ひとりが抱える課題は異なりますので、まずは丁寧にお話しをお聴きします。
抱えている課題や悩みを整理させていただき、自立に向けた必要なサポートを皆さんのペースに合わせて一緒に考えていきます。
- 寄り添って、悩みごとを聴きます
- 心理面のケアに努めます
- 適切な生活習慣が戻るようサポートします
- 本人の希望やニーズに応じて、就労体験を提供します
- 就労体験先とご本人との面談を定期的に行い、就労体験の継続を図ります
オンラインの居場所づくり
市と社協では、対面でのコミュニケーションが難しい人や、精神的な理由等により外出や仕事に行くことができない人などを対象として、個人を特定されず、オンラインで参加できる居場所づくりを進めています。
詳細は、現在準備中です。(令和6年11月時点・協力団体とオンライン居場所を試行実施)
内容
-
- 1.オンライン居場所概要やルールの説明
- 2.自己紹介タイム
- 3.プログラムの実施(クイズ、メインルーム、サブルームなど)
- 4.まとめ(クロージング)
参加協力団体(敬称略)
特定非営利活動法人「亀っ子サポート」、不登校のこどもと親と地域の会「でんでん」
なお、オンライン居場所の試行運用は、令和7年1月頃から開始することとしています。
就労の相談場所
職業に就いていない状態にある人やその家族から、現在の状況や抱えている課題などをお聴きし、就労に向けて一歩踏み出すお手伝いをする「若者就業サポートステーション・みえ」の出張相談をご利用ください。
- 相 談 日
- 毎月第1金曜日(第1金曜日が、土・日曜日、祝日、年始を除く)
- 相談時間
- 午後1時から午後5時
- 相談場所
- 総合保健福祉センター「あいあい」内(羽若町545番地)
- 申 込 先
- 若者サポートステーション・みえ(電話・FAX:059-271-9333)
- 対 象 者
- 就労を希望する15歳(中学校卒業後)から39歳※までの人とそのご家族
※就職氷河期世代を対象として「就職氷河期世代就労支援センター」が運営しており、40歳から49歳までの人も出張相談を利用することができます。
「若者サポートステーション・みえ」について詳しくは、「サポステ・みえ」ページ(外部リンク) をご覧ください。